物理 / 電場と電位

クーロンの法則

★ 基礎クーロンの法則

問題

の正の点電荷が 2 つ、 離れて置かれている。電荷間にはたらく静電気力の大きさと向きを求めよ。クーロンの法則の比例定数を とする。

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万有引力の法則とそっくりの形——距離の 2 乗に反比例、電荷の積に比例。指数の計算を落ち着いて。同符号か異符号かで力の向きが決まる。

解答・解説

方針

クーロンの法則に代入。(2.0×10⁻⁶)²=4.0×10⁻¹²、r²=0.09。同符号→斥力。

解答

⓪ 発想 — どう考え始めるか。 クーロンの法則は万有引力と同じ逆 2 乗の法則である。違いは 2 つ——係数が桁違いに大きい()ことと、反発もある(同符号は斥け合う)ことである。

公式クーロンの法則: (同符号は斥力、異符号は引力)

① 代入する。

② 向き。 どちらも正(同符号)だから、互いに遠ざける向きの斥力である。

+2.0 μC+2.0 μCFF0.30 m
同符号の電荷は互いに斥け合う(大きさは等しい=作用反作用)

まとめ 級の電荷どうしが 30 cm で 0.4 N(約 40 g 重)——静電気力は日常スケールでも十分強い。実際、 は万有引力定数 倍もあり、「電気の力は重力よりはるかに強い」——原子を形づくっているのが重力でなく電気力である理由がこの係数に表れている。

、同符号なので反発力(斥力)

別解

万有引力との対比表で覚えるルート。 ——質量→電荷、 の置き換えで完全に同じ形である。だから後で学ぶ「電場」「電位」も、重力場・位置エネルギーの類推がそのまま効く。

ただし決定的な違いが 1 つ——電荷には正負があり、力は引力にも斥力にもなる。正負が打ち消し合える(遮蔽できる)からこそ、宇宙スケールでは弱い重力が支配する——2 つの逆 2 乗則の役割分担まで見えると面白い。

ポイント

  • 逆 2 乗の法則(万有引力と同形)
  • 同符号=斥力、異符号=引力
  • μC どうしでも 0.1 N 級の強い力

よくある間違い

  • r を 2 乗し忘れる
  • 指数計算(10⁹×10⁻¹²)のミス
  • 向き(斥力か引力か)を書き忘れる