数学C / 空間ベクトル
空間で垂直なベクトルの作成
問題
に垂直で、 成分が である単位ベクトルを求めよ。
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条件( 成分 、内積 )を式にすると、成分の関係が決まる。方向が決まったら長さを に整える。答えは つある。
解答・解説
方針
なので 平面内で考える。 に垂直なのは 。それを大きさで割って単位ベクトルにし、 を付ける。
解答
⓪ 発想 — どう考え始めるか。 条件は つ — に垂直、 成分が 、長さ 。
の条件が効いて、探すベクトルは の形 — 実質 平面の中の 次元の問題に落ちる。
も 平面内だから、平面で鍛えた技がそのまま使える: に垂直なのは成分を入れ替えて符号反転した 。長さ で割って
① 条件を書く。 求めるベクトルを ()とする。 と垂直:。よって 。
② 垂直なベクトルを作る。 とすると 。確認:。
③ 単位ベクトルにする。 で割る。
まとめ:「垂直 + 条件()」は、内積 と条件を連立。 なので実質 平面の問題になり、 に垂直な を作る。大きさで割り、反対向きも答え。
発展 — 一歩先へ。 に垂直なベクトル全体(自由度 の平面)から、今回の答えのほかに 軸方向 も見つかる。実は答えの と の 本が、その垂直平面を張る物差し(正規直交基底)になっている — と合わせて 本で、空間の傾いた座標系一式の完成だ。
「条件 つで自由度 」の勘定は、方程式の本数と図形の次元の関係(直線 平面 枚)と同じもの。ベクトルの問題でも図形の問題でも、まず自由度を数えると解の個数の見通しが立つ。
と
別解
「なぜ答えが 本しかないのか」— 自由度の勘定で状況を見渡してみよう。
空間のベクトルの自由度は ( を選べる)。条件を つ課すごとに自由度は ずつ減る。
- 「 に垂直」(): 自由度 — 垂直なベクトルは平面 枚分ある
- 「」: — 向きが 本の直線方向に絞られる
- 「長さ 」: — その直線上で の 点だけが残る
条件で自由度を使い切り、答えは有限個( の 本)— 勘定と結果が合う。
もし「」の条件がなかったら?自由度が 残り、答えは単位円 周分( に垂直な平面内の全方向)— 無数にある。空間で「垂直な単位ベクトルを求めよ」と言われたら条件の数を数える — 答えが 本か、円周分か、問題の設定が先に教えてくれる。
ポイント
- 内積 と条件()を連立。
- 大きさで割る。反対向きも答え。
よくある間違い
- 逆向きの 本を落として片方だけ答える
- 単位化の分母を でなく ( 乗和のまま)にする
- 成分 の条件を単位化の後に忘れ、 成分のベクトルとして答える