数学C / 空間ベクトル
空間のなす角
問題
、 のなす角 の余弦 を求めよ。
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内積と つの大きさを計算して比を作る。分母に根号が つ出るので、有理化して整えるところまでやろう。
解答・解説
方針
。内積と大きさを計算して代入する。
解答
⓪ 発想 — どう考え始めるか。 成分が つに増えても、なす角の公式は同じ形だ。
内積は「成分の積を つ足す」、大きさは「 つの 乗和の平方根」— 部品の計算が 成分ぶん増えるだけである。
、、。代入して 。
① 内積と大きさを求める。
② を計算する。
まとめ:空間のなす角も平面と同じ「内積 ÷(大きさの積)」。 を有理化して 。 成分の内積・大きさを正確に計算するのがポイント。
発展 — 一歩先へ。 立方体の対角線 が各軸となす角も同じ計算で出る: が 回 — そして (方向余弦の関係)。空間の向きは つの の組で記述でき、その 乗和は必ず になる — 大きさの定義( 乗和)の言い換えである。
なす角の公式が平面・空間で同じ形なのは偶然でなく、内積の幾何的定義()が次元に依らないから。 次元でも 次元でも同じ式で「角度」が定義できる — データ解析(コサイン類似度)はまさにそれを使っている。
(すなわち )
別解
この 本、実は立方体の中の有名な角を測っている。
辺 の立方体を原点に置くと、 は空間の対角線(頂点から最も遠い頂点へ)、 は底面の対角線だ。問題の角は「立方体の対角線が底面から立ち上がる角」である。
しかも は、 の 成分を にしたもの — つまり を床(xy 平面)に落とした影そのものだ。影とのなす角の は
(影の長さ 、本体 の直角三角形 — 高さは残りの 成分 。)内積の計算と一致する。
「片方が他方の影(射影)になっている」配置では、なす角は直角三角形の辺の比で読める。立方体の対角線が床となす角、というこの値()は結晶学や CG でも顔を出す定番の角だ。
ポイント
- 。
- 有理化して答える。
よくある間違い
- 内積や大きさの計算で第 成分を足し忘れる(平面の癖)
- の有理化 を誤る
- を とする( 乗和の「平方根」)