数学C / 空間ベクトル
直線と平面の交点
問題
点 を通り方向ベクトルが の直線と、平面 の交点を求めよ。
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直線を媒介変数 で表し、平面の式に代入する。 が つ決まり、それを直線に戻すと交点。
解答・解説
方針
直線を媒介変数 で と表す。これを平面の式 に代入して を求め、 を直線の式に戻す。
解答
⓪ 発想 — どう考え始めるか。 直線と平面の交点は「直線を媒介変数 で表し、平面の式に代入して を求める」。
直線上の点は 。
これを平面 に入れると、 の方程式が 本立ち、 が決まる。
それを直線の式に戻せば交点、と見通す。
① 直線を媒介変数で表す。 点 、方向 より
② 平面に代入する。 に入れて
③ 交点を求める。 を戻すと
よって交点は 。
まとめ:直線と平面の交点は「直線を で表して平面に代入」。 から 、直線に戻して交点。媒介変数を経由するのが空間の交点の定石。
発展 — 一歩先へ。 直線の媒介変数表示を平面の式に入れると、必ず についての 次方程式が 本できる。ふつうは が つに決まり、交点も つ。
もし の係数が になったら、それは方向ベクトルが平面に平行なとき。このとき交点はないか(直線が平面の外)、直線全体が平面に含まれるか、の 通りになる。
平面の法線 と方向ベクトル の内積 が、 の係数の正体。内積が でない()から、直線は平面をきちんと 点で貫く。交点計算の裏に、平行・非平行の判定がひそんでいる。
別解
別解 — の伸びだけを追う(得意な人向けの視点)。 平面が という「 成分の和」で書かれていることに注目すると、和 だけを追えばよい。
直線の出発点 では 。目標は だから、あと だけ増やしたい。
方向ベクトル に沿って 進むと、 は ずつ増える。だから
この を直線に戻すと
各成分を平面に代入する本解と同じ。「和 が から へ、 ステップで ずつ増える」と見れば、 が暗算で出る。平面が座標の和・差で書けているときに効く見方だ。
ポイント
- 直線 を平面に代入。
- 、 → 交点 。
よくある間違い
- 平面に代入する際、 の媒介変数表示を取り違える。
- を求めて直線に戻すのを忘れる。
- の初期値 を落として代入する。