数学C / 空間ベクトル

直線と平面の交点

★★★★ 難関直線平面交点

問題

を通り方向ベクトルが の直線と、平面 の交点を求めよ。

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直線を媒介変数 で表し、平面の式に代入する。 つ決まり、それを直線に戻すと交点。

解答・解説

方針

直線を媒介変数 と表す。これを平面の式 に代入して を求め、 を直線の式に戻す。

解答

⓪ 発想 — どう考え始めるか。 直線と平面の交点は「直線を媒介変数 で表し、平面の式に代入して を求める」。

直線上の点は

これを平面 に入れると、 の方程式が 本立ち、 が決まる。

それを直線の式に戻せば交点、と見通す。

平面直線交点
直線を t で表し平面に代入して交点 (17/5,6/5,7/5) を求める
重要直線を媒介変数 で表し、平面の式に代入して を求める

① 直線を媒介変数で表す。、方向 より

② 平面に代入する。 に入れて

③ 交点を求める。 を戻すと

よって交点は

まとめ:直線と平面の交点は「直線を で表して平面に代入」。 から 、直線に戻して交点。媒介変数を経由するのが空間の交点の定石。

発展 — 一歩先へ。 直線の媒介変数表示を平面の式に入れると、必ず についての 次方程式が 本できる。ふつうは つに決まり、交点も つ。

もし の係数が になったら、それは方向ベクトルが平面に平行なとき。このとき交点はないか(直線が平面の外)、直線全体が平面に含まれるか、の 通りになる。

平面の法線 と方向ベクトル の内積 が、 の係数の正体。内積が でない()から、直線は平面をきちんと 点で貫く。交点計算の裏に、平行・非平行の判定がひそんでいる。

別解

別解 — の伸びだけを追う(得意な人向けの視点)。 平面が という「 成分の和」で書かれていることに注目すると、和 だけを追えばよい。

直線の出発点 では 。目標は だから、あと だけ増やしたい。

方向ベクトル に沿って 進むと、 ずつ増える。だから

この を直線に戻すと

各成分を平面に代入する本解と同じ。「和 から へ、 ステップで ずつ増える」と見れば、 が暗算で出る。平面が座標の和・差で書けているときに効く見方だ。

ポイント

  • 直線 を平面に代入。
  • → 交点

よくある間違い

  • 平面に代入する際、 の媒介変数表示を取り違える。
  • を求めて直線に戻すのを忘れる。
  • の初期値 を落として代入する。