数学C / 空間ベクトル

球面と直線の交点

★★★ 応用球面

問題

原点を中心とする半径 の球面と、 軸()との交点の座標を求めよ。

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軸上の点は と書ける。これを球面の式に代入すれば の方程式になる。

解答・解説

方針

球面 に直線の点 を代入する。 から

解答

⓪ 発想 — どう考え始めるか。 球面と直線の交点は、直線の点を球面の式に代入して求める。

軸上の点は 。これを球面 に入れると 、つまり が出る。

「図形の交わりを、パラメータの方程式に翻訳して解く」という発想だ。

重要交点は「直線の点を球面の方程式に代入して媒介変数を求める」

① 球面の方程式を書く。 原点中心・半径

② 直線の点を代入する。 軸上の点は

③ 交点を書く。

x(3,0,0)(−3,0,0)
半径3の球面(中心O)と x軸の交点は (±3,0,0)

まとめ:球面と直線の交点は「直線の媒介変数表示を球面の式に代入」。 の方程式が出て、その解の個数が交点の個数( 個・ 個(接する)・ 個)。ここは 軸なので 、球が 軸を貫く 点だ。

発展 — 一歩先へ。 直線を球面の式に代入すると、 次方程式ができる。その解の個数が交点の個数だ。 個なら貫き、 個(重解)なら接し、 個ならすれ違う。

どれになるかは、中心から直線までの距離 と半径 の大小で決まる。 なら 点、 なら接する、 なら交わらない。平面での「円と直線」とまったく同じ判定になっている。

このとき球面が切り取る弦の長さは 。いまは 軸が中心を通るので 、弦は 、つまり直径そのもの。 から に近づくほど、弦は直径から へ縮んでいく。

別解

別解 — 中心を通る直線だと見る(苦手な人向けの視覚ルート)。 軸は原点 を通る。球面の中心も原点。つまり 軸は、球の中心を貫く直線だ。

中心を通る直線は、球面を「直径の両端」で切る。両端は、中心から半径 だけ左右に離れた 点になる。

軸の向きは だから、中心 から だけ進んだ点が交点。

方程式に代入して を解く本解と同じ。中心を通る直線なら、計算しなくても「中心 半径 向き」で両端がすぐ書ける。

ポイント

  • 直線の点を球面の式に代入。
  • の解の個数 = 交点の個数。

よくある間違い

  • から だけを答え、負の解 (交点 )を落とす。
  • 球面の右辺を半径 と取り違え、 などとしてしまう。
  • 交点を という媒介変数の値で止め、 という座標に直さない。