数学C / 空間ベクトル
球面と直線の交点
問題
原点を中心とする半径 の球面と、 軸()との交点の座標を求めよ。
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軸上の点は と書ける。これを球面の式に代入すれば の方程式になる。
解答・解説
方針
球面 に直線の点 を代入する。 から 。
解答
⓪ 発想 — どう考え始めるか。 球面と直線の交点は、直線の点を球面の式に代入して求める。
軸上の点は 。これを球面 に入れると 、つまり が出る。
「図形の交わりを、パラメータの方程式に翻訳して解く」という発想だ。
① 球面の方程式を書く。 原点中心・半径 。
② 直線の点を代入する。 軸上の点は 。
③ 交点を書く。
まとめ:球面と直線の交点は「直線の媒介変数表示を球面の式に代入」。 の方程式が出て、その解の個数が交点の個数( 個・ 個(接する)・ 個)。ここは 軸なので 、球が 軸を貫く 点だ。
発展 — 一歩先へ。 直線を球面の式に代入すると、 の 次方程式ができる。その解の個数が交点の個数だ。 個なら貫き、 個(重解)なら接し、 個ならすれ違う。
どれになるかは、中心から直線までの距離 と半径 の大小で決まる。 なら 点、 なら接する、 なら交わらない。平面での「円と直線」とまったく同じ判定になっている。
このとき球面が切り取る弦の長さは 。いまは 軸が中心を通るので 、弦は 、つまり直径そのもの。 が から に近づくほど、弦は直径から へ縮んでいく。
と
別解
別解 — 中心を通る直線だと見る(苦手な人向けの視覚ルート)。 軸は原点 を通る。球面の中心も原点。つまり 軸は、球の中心を貫く直線だ。
中心を通る直線は、球面を「直径の両端」で切る。両端は、中心から半径 だけ左右に離れた 点になる。
軸の向きは だから、中心 から だけ進んだ点が交点。
方程式に代入して を解く本解と同じ。中心を通る直線なら、計算しなくても「中心 半径 向き」で両端がすぐ書ける。
ポイント
- 直線の点を球面の式に代入。
- の解の個数 = 交点の個数。
よくある間違い
- から だけを答え、負の解 (交点 )を落とす。
- 球面の右辺を半径 と取り違え、 などとしてしまう。
- 交点を という媒介変数の値で止め、 という座標に直さない。