数学C / 平面ベクトル
三角形の面積(座標)
問題
点 、、 を頂点とする三角形の面積を求めよ。
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辺のベクトルの成分から、三角形の面積を一発で出す式があった。まず と を作るところから。
解答・解説
方針
、 とすると、面積 。 が原点なので 、。
解答
⓪ 発想 — どう考え始めるか。 頂点の つ()が原点 — 面積公式の出番として最高の配置だ。
(、。) が原点なので 、 がそのまま使える。
「たすき掛けの差の半分」— 座標三角形の面積の最速公式である。
公式 ベクトル 、 が作る三角形の面積
① 辺のベクトルを出す。 が原点なので 、。
② 面積公式にあてはめる。
まとめ:座標が分かる三角形の面積は (たすきがけの差の絶対値の半分)。 辺のベクトルの成分を入れるだけ。絶対値を忘れずに(面積は正)。
発展 — 一歩先へ。 という「たすき掛けの差」は、分解の問題(クラメルの分母)にも、平行判定( が平行)にも現れた、この単元の裏の主役だ。正体は「 本のベクトルが張る平行四辺形の符号付き面積」— 面積・平行・分解可能性が、すべてこの つの量で語れる。
頂点が格子点の多角形なら、ピックの定理(面積 内部の格子点 辺上の格子点 )という数え上げの別業もある。今回の三角形で試すと、内部 点・辺上 点で — 三たび同じ答えに合流する。
答
別解
公式を忘れても、方眼紙の発想で面積は出せる — 囲んで、引く。
点を全部含む最小の長方形は、 から まで — 面積 。
長方形から、三角形の外側にある直角三角形 つを切り落とす。
- – の下側: 底辺 ・高さ で面積
- – の左側: 底辺 ・高さ で面積
- – の右上: 底辺 ・高さ で面積
公式と一致した。
実は公式 は、この「長方形から直角三角形を引く」操作を文字で一般化したものにすぎない。斜めの図形の面積を軸に平行な部品で測る — 方眼紙の知恵が公式の正体である。
ポイント
- 面積 。
- 辺のベクトル成分を入れる。
よくある間違い
- たすき掛けの組を誤り (内積もどき)を計算する
- を掛け忘れて平行四辺形の面積 を答える
- が原点でないときにこの座標をそのまま使う(一般には を引いてベクトルにする)