数学C / 平面ベクトル
なす角の計算
問題
、 のなす角 を求めよ。
ヒントを見る
内積と大きさをそれぞれ計算して を出す。出てきた値がどの角に対応するかは、有名角の表から。
解答・解説
方針
。内積(成分)と大きさを求めて代入し、 から角を読む。
解答
⓪ 発想 — どう考え始めるか。 なす角は、内積の定義式を について解いた
で求める。部品は つ — 内積(成分の積の和)と、 つの大きさ(三平方)。
計算すると 、よって 。 の値から角を読む最後の一歩は、有名角の表(単位円)の出番だ。
公式なす角
① 内積と大きさを求める。
② を計算する。
③ 角を求める。 より 。
まとめ:なす角は「内積 ÷(大きさの積)= 」。 は 。成分の内積 と大きさ を正確に。
発展 — 一歩先へ。 偏角の目で内積の公式を見直すと、( は各偏角)— つまり内積は加法定理 の別の姿だ。成分の内積 がまさに右辺に対応している。ベクトルと三角関数が同じ事実を共有している好例である。
なお が有名角の値にならない場合は、 は「 を満たす角」のように値のまま答える — 角そのものより の値が本体、という場面も多い。
答
別解
この 本は有名な向きのベクトルなので、それぞれの向き(偏角)を先に読むと、公式なしで角が出る。
— 横 に対して縦 。これは 軸から の向きだ(、–– の三角形の形)。
— 横 に縦 、 軸から の向き。
なす角は向きの差
内積の計算と一致する。
本のベクトルが について鏡写し(成分の入れ替え)であることに気づけば、「 の線をはさんで対称に ずつ」という配置まで見える。成分が有名角の形( と 、 と など)のときは、偏角読みが最速で、内積公式の検算にもなる。
ポイント
- 。
- 。
よくある間違い
- 内積を のように積の積にする(成分ごとの積の「和」)
- 大きさを と和にする(三平方で )
- から と読む( は )