数学C / 複素数平面
1のn乗根と分数の和(対称式の妙技)
問題
とし、 とする。 を求めよ。
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()を根にもつ多項式 。 に を入れる。 は?
解答・解説
方針
を根にもつ多項式 を作り、 に を代入する。
解答
⓪ 発想 — どう考え始めるか。 は「根の逆数っぽい和」。多項式の対数微分で一気に扱える。
()を根にもつ多項式は 。
対数微分すると 。 を代入すれば、求める和が で計算できる。
重要 のとき (対数微分)
① 多項式を用意する。 を根にもつのは 。
② を計算する。 。導関数 に を入れると ③ 対数微分に を代入。 に を代入して
まとめ 「根の分数の和」は、根をもつ多項式の対数微分 で捉えるのが定石。 の から、和は 。複素数と微分・対称式の融合。
発展 — 一歩先へ。 は、根の逆数和(対数微分)の典型。同じ対数微分で なども出せる。多項式の根に関する和(ニュートンの公式や部分分数)は、 という対数微分の道具でまとめて扱えるのが強みだ。
答
の対数微分。。
別解
別解 — 共役ペアを足して にする(苦手な人にも見通しのよいルート)。 和の項を、 と (共役)のペアにまとめる。 だから、この 項の和は
分母 と、分子がぴったり同じ。だから各ペアの和は 。
を のペアに分けると、ちょうど 組(重複や中央項を数えても総和は変わらない)。よって
対数微分(本解)は で機械的に出すが、共役ペアの相殺は「なぜ答えが実数の になるか」を目に見せてくれる。虚部が対称に打ち消し合うのが一目瞭然だ。
ポイント
- を根にもつ多項式 を使う。
- 対数微分 に を代入。
- から和は 。
よくある間違い
- 対数微分 の公式を使えず、和を直接計算しようとして詰まる。
- の 、 の計算を誤る。
- と を混同し、 の代入を忘れる。