数学II / 指数関数・対数関数
7の累乗を100で割った余り
問題
を で割った余りを求めよ。
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直接計算は無理。 を法として を計算し、 に戻る周期を探す。
解答・解説
方針
を法とした のべきの周期を調べる。 がわかれば で一気に出る。
解答
⓪ 発想 — どう考え始めるか。 を正面から計算するのは無理だ。だが「 で割った余り」だけなら、掛け算のたびに余りへ戻してよい(合同式)。
余りの世界は有限だから、 のべきの余りはいずれ必ず繰り返す。まず と計算して、 に戻る周期を探す。
で早くも に戻る。あとは指数 を のかたまりに分ければ、一気に落ちる。
定理合同 はべき乗でも保たれる:
① 周期を見つける。 、。(周期 )。
② 指数を周期でまとめる。 だから
余りは 、下 桁は 。
まとめ:(周期 )を見つけるのが急所。指数を でくくれば に落ちる。指数(累乗)と整数(合同)の融合。
発展 — 一歩先へ。 に戻る最小の指数(位数)は、勝手な値を取れない。 から のうち と互いに素な数はちょうど 個あり、位数は必ずこの の約数になる(オイラーの定理)。 の位数 も の約数だ。「 の約数の指数だけ試せばよい」という高速の周期探しにつながる。
答
(下 桁は )
別解
法を分けて合わせる( と に分解)。 で、 と は互いに素。そこで余りを別々に調べて、最後に合体させる。
を法にすると、 だから
を法にすると、 だから
つまり は の倍数であり、 の倍数でもある。 と は互いに素だから、 は の倍数。よって余りは 。
周期を1本で見つける(本解)か、法を小さなパーツに割って別々に倒す(本ルート)か。法が大きいほど分解ルートの計算は軽くなる。 のような「 の発見」が、このルートの快感だ。
ポイント
- (周期4)。
- で 。
よくある間違い
- の段階で に戻らないのを見て周期探しをあきらめる。 は暗算圏内で、 で戻る。
- 指数の分解 と、法の を混同する。周期 は「 乗ごとに余りが に戻る」ことで、法の とは別の数。
- 合同式の途中で法を黙って変える。全編 で通すか、法を分けるなら最後に「互いに素だから合体できる」の一段を明示する。