数学II / 指数関数・対数関数
指数方程式(置き換え)
問題
方程式 を解け。
ヒントを見る
は の 乗で書ける。 を つの文字とみなすと、ただの 次方程式に化ける。ただし置きかえた文字には『必ず正』という隠れた条件がつく。
解答・解説
方針
に注目。 とおくと の2次方程式になる。ただし なので、 が正であることを最後に確認する。
解答
⓪ 発想 — どう考え始めるか。 。この読み替えに気づくと、式は の2次式だと分かる。
とおけば 、因数分解して 。
ここで置きかえの検問。 は常に正だから、 は捨てる。 だけが生き残り、 から 。
重要。()とおくと2次方程式になる
① で置き換える。 なので
② 2次方程式を解く。
③ で絞る。 は必ず正なので は不適。 を採用する。
まとめ: や が出たら ()で2次方程式にする。 の確認を忘れず、負の解を捨てるのが決め手だ。
発展 — 一歩先へ。 の置きかえの相棒として、 という範囲が必ず付いてくる。三角関数の に が付くのと同じ、「置きかえと範囲はセット」の原則だ。
右辺が のようにきれいでない方程式( など)では、 と対数で答える。指数方程式の最終兵器が対数である、という接続がこの先の単元で待っている。
答
別解
文字 を書かずに、 のまま因数分解する速記もできる。
ここで2つの因数の素性を見る。 は、 だから常に より大きい。ゼロには絶対なれない。
だから方程式の責任はもう一方が負う。、つまり で、指数を比べて 。
置きかえルートの「 を捨てる」判断が、この書き方では「 だから因数として無害」という一文に置き換わる。同じ検問を、式のどの段階で通すかの違いだ。慣れたら速記、不安なら を書く、と使い分ければよい。
ポイント
- を見抜いて に置き換える。
- なので負の は必ず捨てる。
よくある間違い
- を捨てる理由()を書かずに黙って消す
- の読み替えに気づかず手が止まる
- から に戻すとき、 とせず対数を持ち出して遠回りする