数学II / 指数関数・対数関数

指数方程式(置き換え)

★★ 標準指数方程式置き換え

問題

方程式 を解け。

ヒントを見る

乗で書ける。 つの文字とみなすと、ただの 次方程式に化ける。ただし置きかえた文字には『必ず正』という隠れた条件がつく。

解答・解説

方針

に注目。 とおくと の2次方程式になる。ただし なので、 が正であることを最後に確認する。

解答

⓪ 発想 — どう考え始めるか。 。この読み替えに気づくと、式は の2次式だと分かる。

とおけば 、因数分解して

ここで置きかえの検問。 は常に正だから、 は捨てる。 だけが生き残り、 から

重要()とおくと2次方程式になる

で置き換える。 なので

② 2次方程式を解く。

で絞る。 は必ず正なので は不適。 を採用する。

xyOt=4
t=2^x とおくと t²−3t−4=(t−4)(t+1)=0。t>0 より t=4、2^x=4、x=2

まとめ: が出たら ()で2次方程式にする。 の確認を忘れず、負の解を捨てるのが決め手だ。

発展 — 一歩先へ。 の置きかえの相棒として、 という範囲が必ず付いてくる。三角関数の が付くのと同じ、「置きかえと範囲はセット」の原則だ。

右辺が のようにきれいでない方程式( など)では、 と対数で答える。指数方程式の最終兵器が対数である、という接続がこの先の単元で待っている。

別解

文字 を書かずに、 のまま因数分解する速記もできる。

ここで2つの因数の素性を見る。 は、 だから常に より大きい。ゼロには絶対なれない。

だから方程式の責任はもう一方が負う。、つまり で、指数を比べて

置きかえルートの「 を捨てる」判断が、この書き方では「 だから因数として無害」という一文に置き換わる。同じ検問を、式のどの段階で通すかの違いだ。慣れたら速記、不安なら を書く、と使い分ければよい。

ポイント

  • を見抜いて に置き換える。
  • なので負の は必ず捨てる。

よくある間違い

  • を捨てる理由()を書かずに黙って消す
  • の読み替えに気づかず手が止まる
  • から に戻すとき、 とせず対数を持ち出して遠回りする