数学II / 指数関数・対数関数
累乗根の計算
問題
を簡単にせよ。
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乗根の中身を『立方数 × 残り』に分けると、それぞれの項が同じ 乗根の何倍かで書ける。同類項をまとめる要領で仕上げよう。
解答・解説
方針
根号の中を「立方数 × 2」の形に分け、 を外にくくり出す。 の計算で をそろえるのと同じ発想。
解答
⓪ 発想 — どう考え始めるか。 の計算で とそろえたのと同じことを、3乗根でやる。
中身を「立方数 × 残り」に分ける。、。
、 と外へくくり出せば、共通の の係数の足し引き で終わる。
公式(立方数は根号の外に出せる)
① 中身を「立方数 × 2」に分ける。
② でそろえて計算する。 3つとも の何倍かになった。
まとめ:累乗根の足し引きは、中身を「立方数 × 残り」に分けて、同じ根号でそろえるのが基本。 で をそろえるのと同じ考え方だ。
発展 — 一歩先へ。 平方根の計算規則( など)が3乗根・ 乗根でも同じ形で成り立つのは、どれも分数指数の指数法則の特別な場合だからだ。規則を根号ごとに覚え直す必要はない。
なお、平方根で問題になった「中身が負のときの罠」は、3乗根では起きない( と定義できる)。奇数乗根は負の数にも素直で、偶数乗根だけが符号に敏感— この対比も頭に置いておくと安全だ。
答
別解
分数指数の言葉に翻訳すると、同じ計算が指数法則の練習に変わる。
だから
という積の指数法則が、「立方数をくくり出す」操作の正体だ。
累乗根の記号と分数指数は同じものの2つの書き方で、計算に強いのは指数のほう。「困ったら分数指数に直す」は、この単元全体の避難路である。
ポイント
- の中の立方数は外に出せる。
- 同じ根号どうしは係数を足し引きできる。
よくある間違い
- 3乗根なのに平方数でくくろうとする( の立方数分解が正しい)
- のくくり出しを など誤った係数にする( で )
- 係数の足し引き()の符号を誤る