数学II / 指数関数・対数関数

指数関数の最小値(置き換え)

★★★★ 難関最大・最小置き換え指数

問題

関数 の最小値を求めよ。

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とおくと 次関数。ただし の範囲に注意して最小を求める。

解答・解説

方針

に注意して ()とおくと、 という 次関数になる。 の範囲で平方完成して最小を調べる。

解答

⓪ 発想 — どう考え始めるか。 。指数がいくつも出てくるが、じつは全部 で書ける。

。共通の が見える。

そこで とおくと 。見慣れた 次関数だ。

ただし は必ず正。 の範囲で最小を調べるのが急所。

重要 とおくと 。指数の最大最小は、この の範囲つきで 次関数として調べる

の式にそろえる。 ()とおくと

② 平方完成する。

xyO最小 1
t=2^x(>0)とおくと y=(t−2)²+1。頂点 t=2 は t>0 に入り、最小 1(x=1)

③ 最小を決める。 頂点 は範囲 に入るので、 で最小 。このとき より

まとめ:指数の最大最小は「 次関数化 + の範囲」。 の書きかえが要。頂点 に入るので、そのまま最小 。もし頂点が範囲外なら端で最小になる。

発展 — 一歩先へ。 のように「置き換えて次関数に落とす」とき、置換後の変数の範囲()を必ず引き継ぐ。頂点がその範囲の外なら、最小は端でとる。指数・対数・三角の最大最小は、この「置換 変域」が共通の骨格だ。

のとき最小値

別解

別解 — 完全平方を一目で見抜く(得意な人向けの視点)。 で書き直すと

の形は、 したもの。つまり

乗は必ず 以上だから、。等号は 、すなわち のとき。

最小値は とおいて平方完成する本解と同じだが、 と完全平方をその場で見抜けば、置き換えの手続きなしに最小が読める。 が解ける()ので、頂点にちゃんと届く点も確認しておく。

ポイント

  • 頂点 は範囲内 → 最小 ()。

よくある間違い

  • の書き換えに気づかず、 次にできない。
  • 平方完成の頂点 の範囲にあるか確認せず、いきなり最小と決める。
  • から を戻すのを忘れ、 のまま「」と答える。