数学II / 三角関数
tan から sin・cos
問題
が第3象限の角で、 のとき、、 の値を求めよ。
ヒントを見る
から出発するときに使える相互関係がもう 本あった( と を結ぶもの)。大きさが出たら、象限で符号を確定してから へ進もう。
解答・解説
方針
から の大きさが出る。符号は第3象限で決める()。 は 。
解答
⓪ 発想 — どう考え始めるか。 から他の2つへ渡る橋は、相互関係 だ。
これで が出る。2乗から戻すときの符号は、式ではなく「第3象限」という情報が決める()。
は の掛け算で仕上げる。値の計算と符号の決定を、別々の仕事として処理するのが安全だ。
公式
を入れる。
第3象限なので 。
より
第3象限で とも合う。
発展 — 一歩先へ。 が同じ値でも、角は第1象限と第3象限の2か所にある( の周期は で、・ の半分)。「象限の指定がなければ答えは2組」という構造まで見えれば、この型は完成だ。
三角形で大きさ・絵で符号、という分業は数学I の鈍角の三角比から一貫している。単位円が座標平面の全象限に広がった今も、作法は変わらない。
答
、
別解
「絶対値は三角形、符号は絵」と分業する方法が、いちばん事故が少ない。
は「縦 ・横 」の傾き。辺の比 の直角三角形を描けば、大きさだけなら
と読み取れる(斜辺 分の、縦と横)。
次に符号。第3象限は単位円の左下だから、 座標()も 座標()も負。
公式ルートと同じ答えだ。 が正なのに 、 がともに負という一見不思議な組み合わせも、「負÷負=正」と絵で腑に落ちる。
ポイント
- から は 。
- 第3象限:、、。
よくある間違い
- 符号を象限で決めず、正の値のまま答える
- の左右を取り違える
- の掛け算で、負×負の符号処理を誤る