数学II / 三角関数
cos3θ=cos2θ を解く
問題
のとき、方程式 を解け。
ヒントを見る
になるのは、 と がどんな関係のとき( 通りある)。 と をその関係に当てはめる。
解答・解説
方針
⟺ ( は整数)を使う。 の 通りを解き、範囲 の を拾う。
解答
⓪ 発想 — どう考え始めるか。 。両辺とも の形だ。
倍角・ 倍角の公式で展開して の方程式にする手もあるが、 次式になって面倒。
「 なら 」という関係を使うと、角の等式に直せて速い。 の 通りを解く。
重要 ⟺ ( は整数)
① 角の関係にする。 より 。
② 通りを解く。
- :。 では 。
- :、。 では で 。
③ まとめる。 重複()を除いて
まとめ: は「」の 系統。 倍角で展開するより角の関係のほうが速い。 から 等分の角が出る。範囲 で を動かし、重複を除く。
発展 — 一歩先へ。 は の 次多項式で書ける(チェビシェフ多項式 )。、 を使えば の 次方程式にもできる。和積を使う本解と、多項式に落とす道の両方があり、後者は の値も副産物で得られる。
答
別解
別解 — 和を積に直す(和積の公式ルート)。 を右辺に寄せ、。和積の公式 を使う。
積が だから または 。
は で 。 は 、すなわち で 。
を使う本解と同じ 個の解。和積は「等しい つの の差 」を積の形にして、一気に因数分解できるのが強み。
ポイント
- ⟺ 。
- と から 個の解。
よくある間違い
- を だけとし、 の側を忘れて解を半分落とす。
- から 、範囲内は のみなのに複数書く。
- の解 で、 の範囲()を絞り損ねる。