数学I / 図形と計量

2辺の和が一定のもとで面積を最大にする

実戦編図形と計量面積最大・最小相加相乗平均単元横断

問題

三角形 とする。三角形の面積の最大値を求めよ。

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に比例。 一定のとき の最大は? 相加相乗で

解答・解説

方針

面積 に比例。 が一定のもとで積 を最大にする(相加相乗平均で )。

解答

⓪ 発想 — どう考え始めるか。 面積の公式 で、 は固定 — つまり に比例する。

問題は「 のもとで積 を最大にせよ」に変わった。

和が一定なら、積は等分で最大(相加相乗平均)。

公式面積 。相加相乗 (等号 )

① 面積を で。 より の最大。 一定のとき、相加相乗平均から 等号は

③ 面積の最大。

A(60°)BCc=3b=3
A=60°, b+c=6。面積=½bc sin60° は bc 最大すなわち b=c=3 のとき最大 9√3/4

まとめ で、 のとき 最大 ()。面積の最大 。面積(三角比)と最大最小(相加相乗)の融合。

発展 — 一歩先へ。 「和が一定 → 等分で最大」は、周の長さ一定の長方形(正方形が最大)、 個の和一定の積( 等分)へと一直線に一般化される。逆に「積 一定で和 を最小に」も同じ等号 — 相加相乗は両方向に使える1本の橋で、この双対の感覚が最適化の勘所になる。

面積 一定のとき で最大 (相加相乗)。

別解

1文字消去して2次関数で(相加相乗を使わない)。 ()を代入すると

上に凸の放物線で、頂点 (範囲内)で最大 。よって 、このとき

相加相乗(本解)は「和一定→積は等分で最大」の原理を一言で使い、2次関数は根拠を放物線の頂点として目に見える形で出す。等号条件()が「頂点の位置」として現れる対応も、2つの道を並べると腑に落ちる。

ポイント

  • に比例。
  • (相加相乗、)。

よくある間違い

  • 相加相乗の等号条件()を書かずに最大値だけ答える(実現の確認まで)。
  • の不等号の向きを逆に使う。
  • 三角形の成立(たとえば で確かに三角形)を気にして余計な場合分けを始める( と角の条件だけで決まる)。