数学I / 図形と計量

三角比の式の最大・最小

★★★★ 難関三角比最大・最小2次関数

問題

のとき、 の最大値と最小値を求めよ。

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で書きかえて 種類の三角比にそろえる。 とおくと 次関数。ただし の動く範囲に注意。

解答・解説

方針

だけの式にする。 とおくと では 次関数として、この範囲で最大最小を調べる。

解答

⓪ 発想 — どう考え始めるか。 には が混在。 だけの式にそろえる。

とおくと 次関数だ。

範囲に注意。 では から まで()。(上に凸)を で調べ、頂点と端で最大最小を出す。

公式 のとき 、すなわち

種類にそろえる。 より

② 置きかえと範囲。 とおくと、 では 。求めるのは での最大最小。

③ 範囲つきで調べる。 上に凸、軸 は範囲内。

  • 最大:頂点 。このとき
  • 最小:上に凸だから軸から遠い端。 までの距離 までの距離 が遠い。。このとき
xyO最大17/8最小1
t=sinθ(0≤t≤1)とおくと 2cos²θ+sinθ=−2t²+t+2。最大 17/8(t=1/4)、最小 1(t=1)

まとめ:三角比の式は「 種類にそろえ、置きかえて 次関数」。角の範囲から の範囲()を出すのが要。範囲を無視して頂点だけ見ると、最小( の端)を取りこぼす。

発展 — 一歩先へ。 変数化する手は、三角比の最大最小の万能薬。ただし の範囲は角の範囲で変わる()。「三角比を に置換したら、 の範囲を角から翻訳する」が鉄則で、範囲の取り違えが最も多いミスだ。

最大値 ()、最小値 ()

別解

別解 — 単位円周上の点として図で最大最小を読む(視覚で捉えるルート)。 とおくと 。放物線(上に凸) を、 の範囲 で描く。

頂点は 。この の中に入っているから、頂点で最大。 となる に存在する。

最小は区間の端。()で ()で 。小さい方の で最小

を動く」のは、 が非負だから。もし範囲が なら になり、端が変わる。範囲を の範囲に正しく翻訳するのが、三角比の最大最小の急所だ。

ポイント

  • 上に凸。最大は頂点 、最小は遠い端

よくある間違い

  • の置換後、 の範囲を とする( では )。
  • 頂点 が範囲内かを確認せず、最大値を誤る。
  • 最小を頂点で、最大を端で、と取り違える(上に凸なので最大が頂点)。