数学I / 2次関数のグラフと最大・最小
2次関数の決定(3点を通る条件)
問題
グラフが3点 、、 を通る2次関数を求めよ。
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3点なら に順に代入して3つの式を作る。 の点があれば が即決まる — そこから残り2式の連立へ。
解答・解説
方針
3点を通る2次関数は、 の一般形を使う。3点を代入すると、 の3つの式(連立方程式)ができる。これを解く。
特に を通る点があると、 で がすぐ求まって、あとがラクになる。
解答
⓪ 発想 — どう考え始めるか。 点しか情報がない — 頂点も軸も分からないので、一般形 で立てる。
未知数は の つ。 点を代入して、 本の方程式を作る。
本目で が即決するのは、通る点に があるから — の点は を直接教えてくれる。残り 本の連立を解けば が出る。
① 一般形に3点を代入する。 一般形 を使う。
3点を代入する。 から
から
から
② 連立を解く。 を残り2式に入れると
下の式を2で割ると 。上の式との差をとると
を に入れて 。よって
まとめ:3点通過は『一般形に3点代入 → 連立を解く』。 の点から が先に決まると、残りが2元連立になって解きやすい。
発展 — 一歩先へ。 答えが出たら必ず 点を代入し直す。 に を入れると ✓ — 点すべてで一致して初めて確定だ。連立の計算ミスは、この検算で確実に捕まる。
「 点を通る 次関数はただ つ」— この一意性は、より一般の補間の理論( 点を通る 次関数がただ つ)につながる。データから曲線を復元する技術(ラグランジュ補間)の最小例が、この問題である。
別解
が等間隔()に並んでいるとき、階差(差の差) から が一発で出る。
の値を並べて、隣どうしの差をとる。
そして重要な事実 — が ずつ増えるとき、 次関数の 階差は必ず になる。
が連立なしで決まった。あとは ( の点)、 は を代入して から 。
連立ルートと同じ答えだ ✓。
なぜ 階差が になるのか — で、 階差 ( の 次式)。もう一度差をとると、 次式の差は定数 になる。 次を 回差分すると定数 — 微分を 回して定数になるのと同じ構造だ。
この技は、 が等間隔のときだけ使える裏技だが、 を検算する手段としては常に有効。連立を解いた後、階差で を確かめれば計算ミスが捕まる。
ポイント
- 3点通過は一般形 に3点を代入
- から が先に決まる
- 残り2点で の連立を解く
よくある間違い
- 代入した式(連立)を解くときの計算ミス
- 一般形でなく頂点形を使い、条件が足りなくなる
- の代入で が即決することに気づかず、連立を 元のまま解く