数学I / 2次方程式・2次不等式

sinθ, cosθ を2解とする方程式(解と係数と三角)

実戦編2次方程式解と係数三角関数相互関係単元横断

問題

とする。 つの解とする 次方程式が であるとき、 の間に成り立つ関係式を求めよ。

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解と係数で 。左辺は

解答・解説

方針

解と係数の関係で 。三角比の相互関係 を使って を消去する。

解答

⓪ 発想 — どう考え始めるか。 が解 — なら解と係数の関係

の関係式」とは、ここから を消去した式のこと。和と積をつなぐ恒等式といえば ( の変装)— これに代入すれば が消える。

重要解と係数:。相互関係:

① 解と係数。 を解とする ② 相互関係で を消去。 。左辺は 、右辺は

③ 関係式。

まとめ 解と係数で和 ・積 、相互関係 を消去すると 次方程式(解と係数)と三角(相互関係)の融合。

発展 — 一歩先へ。 逆向きの問い「放物線 上の点ならいつでも から作れるか?」の答えはで、実現するのは の弧だけ(判別式 の範囲の制約)。「消去して得た関係式」と「実現する範囲」の2段構えは、軌跡の問題の普遍の作法 — の存在条件 と同じ構図が、三角の衣装で現れている。

解と係数から に代入して 、すなわち

別解

範囲まで込みで答える(存在条件の完全化)。 関係式 を出すだけなら本解の消去で終わるが、「どんな がこの形で実現するか」まで見ると視界が広がる。

とおくと、 では より大きく 以下( で最大)。よって

つまり は放物線 一部の弧だけを動く。関係式は「乗っている線路」、範囲は「走れる区間」— 2つ揃って初めて軌跡の完全な答えになる。

この「和と積の存在領域」という見方は、 の実数条件()の議論と同族で、軌跡・領域の単元で主役に育っていく。

ポイント

  • 解と係数で
  • 、すなわち

よくある間違い

  • 解と係数の符号を誤り とする( の和は )。
  • 関係式 を出して終わり、検算( ✓)をしない。
  • の範囲から来る の付帯条件(存在範囲)に気づかず、「関係式上の全点が実現する」と思い込む。