数学I / 2次方程式・2次不等式
x軸から切り取る2交点の距離
問題
放物線 が 軸と異なる 点で交わり、その 交点間の距離が であるとき、定数 の値を求めよ。
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交点の 座標は方程式の 解。解の公式で書くと、 解の差は判別式の平方根 になる。これを とおく。
解答・解説
方針
交点の 座標は の 解。解の公式より 解の差は 。距離 差の絶対値 とおいて解く。
解答
⓪ 発想 — どう考え始めるか。 交点の 座標は の 解 。交点間の距離は ( 軸上の 点なので 座標の差)。
解の差は、解の公式から (判別式の平方根)。または を解と係数で計算してもよい。
距離 とおいて解く。 から 、。
① 解の差を判別式で表す。 の判別式は
解の公式 より、 解の差(距離)は 。
② 距離 とおく。
③ 解く。 より 。このとき なので (異なる 交点)も満たす。よって
まとめ: 軸との 交点の距離は「 解の差 」( の係数 のとき)。交点を求めずに判別式だけで距離が書けるのが要点。最後に (異なる 点)の確認も忘れない。
発展 — 一歩先へ。 軸から切り取る弦の長さ は、判別式の平方根そのもの。 次関数のグラフでは、判別式が「弦の長さの乗()」という幾何的な意味をもつ。 で弦あり、 で弦の長さ (接する)、 で交わらない、と一望できる。
別解
別解 — グラフの「頂点の高さ」と幅の関係で出す(視覚で捉えるルート)。 を平方完成すると 。頂点は 。
下に凸の放物線が 軸から切り取る弦の長さは、頂点の深さ(負の高さ)と関係する。頂点の高さを ()とすると、 軸との交点は頂点から左右に ずつ( を解くと )。だから弦の長さは 。
ここで 。弦の長さ とおくと 、すなわち 、。
解の差 (本解)を使うのと同じ に着くが、「頂点の深さ から弦が 」と図形的に読むと、 次関数の ()と弦の長さ()の関係が見える。
ポイント
- 交点の距離 解の差 。
- より 、( も確認)。
よくある間違い
- 交点間の距離を でなく とする(距離 解の差 )。
- 交点で交わる(判別式 )ことの確認を飛ばす( で )。
- の計算を誤り、 にならない。