数学I / 2次方程式・2次不等式

連立2次不等式

★ 基礎連立不等式2次不等式

問題

次の連立不等式を解け。

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2つの不等式をそれぞれ解いて範囲を出す。そのあと数直線に両方かいて『重なる部分』が答え。端が かを正確に。

解答・解説

方針

連立2次不等式は、それぞれの2次不等式を別々に解いて、両方を満たす範囲(共通部分)を答える。

各不等式を因数分解して範囲を出し、数直線に2つの範囲をかいて、重なりを読む。

解答

⓪ 発想 — どう考え始めるか。 連立不等式は「別々に解いて、重なりを取る」— 次のときと手順は同じだ。

つを数直線に描いて、両方を満たす部分を読む。片方が「間」、もう片方が「外側 つ」— 重なりを丁寧に拾うのが勝負だ。

x-125共通範囲
①: −1 < x < 5、②: x ≤ −1 または 2 ≤ x — 共通範囲は 2 ≤ x < 5

それぞれの2次不等式を別々に解く。

1つ目 を因数分解すると

は内側なので

2つ目 を因数分解すると

は外側なので または

共通部分 と『 または 』の両方を満たす範囲を、数直線で読むと

まとめ:連立2次不等式は『別々に解いて共通部分』。数直線に2つの範囲をかいて、重なりを丁寧に読むのがコツだ。

発展 — 一歩先へ。 今回は 式の共通部分が つの区間になったが、 つの離れた区間になることもある(たとえば①が「外側」、②も「外側」の場合)。数直線を描かずに勘で答えると、こういうケースで片方を落とす — 必ず図か表で確認する理由がここにある。

連立不等式の答えは「集合の共通部分()」そのもの。集合と命題の単元で学んだ が、ここで具体的な計算として現れている。「 は重なり、 は合わせる」— 記号と作業が一致していることを確かめておきたい。

別解

重なりの取りこぼしを防ぐには、境界点で数直線を区切って、区間ごとに を書くのが確実だ。

境界は 点。数直線が 区間に割れる。

区間 または 両方
× ×
×(含まない) ×
× ×
×( 含まず) ×

両方が○になるのは だけ

この表の利点は、境界点の扱いが自動で決まること。 は②に含まれ()、①にも入る()から答えに含む は①から外れる()ので含まない は①から外れるので除外 — 迷いようがない。

検算は代入で。: ✓、 ✓ — 両方満たす。: ✓ だが ✗ — ②を満たさない、正しく除外されている。

境界点で区切って表を作る — 連立不等式・絶対値・場合分けのすべてで使える、確実な手続きである。

ポイント

  • 連立2次不等式は、別々に解いて共通部分をとる
  • 各不等式を因数分解して範囲を出す
  • 数直線で重なりを読む(端の含む・含まないに注意)

よくある間違い

  • 共通部分でなく、片方だけを答える
  • 端の等号(≦か<か)の処理を間違える
  • 側の重なりを見落とす( は①に含まれないので答えに入らない)