数学I / 実数と1次不等式
有理化と対称式の値(5乗の和まで)
問題
、 とする。
(1) と の値を求めよ。
(2) と の値を求めよ。
(3) の値を求めよ。
ヒントを見る
有理化すると ・ が整数になる。 乗の和は一気には出ない — と を先に作り、それらの積から余分を引く形で を組み立てる。どの積を作れば 乗が現れる?
解答・解説
方針
が分数の形なので、まず有理化する。すると 、 と見やすくなる。
あとは対称式。 と を出せば、、 は公式で。(3)の は、 を展開すると とおつりが出るので、そこから逆算する。
解答
⓪ 発想 — どう考え始めるか。 と は分子・分母が入れかわった形 — ならば積 は になるはず、という予感が最初の武器になる。有理化で確かめたら、あとは対称式の部品( と )から高次の和を積み上げる。
まず有理化する。
(1) 基本対称式を求める。
(2) 公式に当てはめる。
(3) は、 を展開すると現れる。
(まん中の 。)これを について解くと
(2)(1)の結果を入れて
まとめ:高い次数の和も、 と と、低い次数の和から組み立てられる。 の展開で、余分な項を引くのがコツだ。
答
(1) 、 (2) 、 (3)
別解
別の作り方もある。まず を求める。
そして を使うと
『 を展開して余分な項を引く』という、同じ発想の別の組み立て方だ。
ポイント
- 分数の はまず有理化
- 対称式は 、 から低い次数 → 高い次数へ
- を使う
よくある間違い
- を そのものとしてしまう(余分な項がある)
- 有理化の2乗の展開で を落とす