物理基礎はどんな科目か

文: KOSNiZ

物理基礎は高校物理の入り口で、運動の表し方・力と運動の法則・仕事と力学的エネルギー・熱とエネルギー・波の性質と音・電気とエネルギーの利用の6単元からなります。前半3単元が力学、後半が熱・波・電気で、力学が全体の半分を占めます。共通テストでは理科の基礎科目の1つとして出題され、専門の「物理」に進む人にとってはその土台になります。

公式を覚える科目ではない

物理基礎でつまずく人の多くは、公式を暗記して数値を当てはめようとして失敗します。等加速度運動の3つの公式は、v-tグラフの「傾き」と「面積」から読み取れるものですし、力のつり合いは図に力を全部かき込めば式が自然に立ちます。エネルギーの問題は「最初に持っていたエネルギーがどこへ行ったか」を帳簿のように追えば解けます。

このサイトの物理基礎は、192問のうち191問に図解を付けています。v-tグラフ、力の図示、エネルギーの棒グラフ(バーチャート)、回路図など、問題ごとに「どの図をかけば解けるか」を示すことを重視しました。解説を読むときは、図をどう使って式を立てたかに注目してください。

数値と単位

物理基礎の計算は、単位の扱いで決まります。重力加速度は 9.8 m/s² で統一し、答えが割り切れるように数値を設計してあります(4.9・19.6・44.1 のような値は 1秒・2秒・3秒の落下に対応しています)。単位をそろえてから計算する習慣をつければ、桁の間違いはほぼなくなります。

このサイトでの進め方

力学の3単元は順番に進めてください。運動の表し方で v-tグラフを読めるようになってから、力と運動の法則で運動方程式を立て、エネルギーの単元で保存則を使う、という流れです。熱・波・電気は互いに独立しているので、学校の進度に合わせて使えます。

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